
弊社のワイン生産者
私たちは厳選したワインとそのワインを生産しているワイナリーの皆様に誇りを持っています。 弊社ではワイン生産者と個人的なやりとりを重ね、彼らは何故ワインを愛していて、何故ワインを造り続けているかがわかるほど密接な関係を築いています。 厳選した全てのワイン生産者に共通する点は、全員ワインをとても愛しているということです。 彼らの努力とワインへの関心はボトルの一滴ごとに感じることができ、日本の皆様と素晴らしいワインを共有するパートナーとしての誇りを持っています。

ドメインエフハリス
Est. 1989 - ジェラニア山

ギリシャ都心のアテネから約60キロメートル離れた地域には、この地で最も美しいとされているエリアがあります。それを象徴するようにそびえ立つジェラニア山の斜面は、眺めていると古代ギリシャ時代から時間が止まっているかのように思えます。ここは葡萄を栽培するのに最適な天候と地形に恵まれているため、紀元前一千年からワイン製造のための葡萄が育てられたといいます。
ドメインエフハリスがワイン製造に選んだのが、この土地でした。ドメインエフハリスの名は、ドメインのオーナーであるハリスと妻のエヴァから取ったものです。彼らはワインとお互いへの愛を、お互いの名前を組み合わせた「エフハリス」と名付けることによって形にしました。
12ヘクタールにもおよぶこのワイナリーは、サラミス島とコリントスの間に位置し、高い松やオリーブの木に囲まれています。葡萄にとって最適の土地であるだけでなく、ほかにもローズマリー、ラベンダー、薔薇、アーモンドの木、ざくろの木など、香りの良い植物がたくさん茂っています。もう想像がつくでしょうが、ワイナリーはおとぎ話に出てきそうな素敵な場所なのです。



ケレシディス・ワイナリー
Est. 1998 - ナウサ

ギリシャ都心のアテネから約60キロメートル離れた地域には、この地で最も美しいとされているエリアがあります。それを象徴するようにそびえ立つジェラニア山の斜面は、眺めていると古代ギリシャ時代から時間が止まっているかのように思えます。ここは葡萄を栽培するのに最適な天候と地形に恵まれているため、紀元前一千年からワイン製造のための葡萄が育てられたといいます。
ドメインエフハリスがワイン製造に選んだのが、この土地でした。ドメインエフハリスの名は、ドメインのオーナーであるハリスと妻のエヴァから取ったものです。彼らはワインとお互いへの愛を、お互いの名前を組み合わせた「エフハリス」と名付けることによって形にしました。
12ヘクタールにもおよぶこのワイナリーは、サラミス島とコリントスの間に位置し、高い松やオリーブの木に囲まれています。葡萄にとって最適の土地であるだけでなく、ほかにもローズマリー、ラベンダー、薔薇、アーモンドの木、ざくろの木など、香りの良い植物がたくさん茂っています。もう想像がつくでしょうが、ワイナリーはおとぎ話に出てきそうな素敵な場所なのです。


ランティデス・ワイナリー
Est. 1993 - ネメア

ランティデス・ワイナリーは、ギリシャの中で最も有名なワインの地域、ネメアに位置しています。赤の品種が守られているワインゾーンで、ギリシャ内では最大の3000ヘクタール以上の葡萄園を保有しています。
ネメアの土と気候の性質をよく知るオーナー、パノス・ランティデスは、ギリシャ原産の繊細な葡萄品種であるアギオルティコ、アシルティコ、マラグジア、モスホフィレロなどを栽培しており、そのいくつかは約2500年も前から存在している葡萄の品種なのです。
ネメア地域は赤ワインが世界的に有名であり、アギオルティコは最も重要な葡萄品種です。アギオルティコは深く暗いルビー色をしており、ギリシャ神話の中でヘラクレスがこの地域で獅子を殺したことから「獅子の血」として知られています。ランディテスはこの「獅子の血」をフルに活かし、他の葡萄品種とうまく組み合わせることによってフルボディの赤ブレンドを生産しています。
葡萄の品種を世界に紹介しようとするランティデスの献身的な姿勢と努力は、デキャンター・ワールド・ワイン・アワードなどを含め、いくつかの国際的な賞の受賞に表れています。また、国際的に認知されているメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなども栽培しています。
ランティデス家の次世代を受け継ぐシモス、アンドレアス、マリアは、日々精力的にワイン製造、ワインプロモーションを行い、ギリシャワインを世界中に提供しています。



リムノス・オーガニック・ワイン
Est. 2002 - リムノス島

リムノス・オーガニック・ワインは、有機栽培葡萄を使用した特別品質のワイン生産を目標に2002年に設立しました。リムノス島の土は痩せて軽い火山性土質であるにもかかわらず、リムノス島の大半は海面下にあり、ギリシャ内でも最も暑い島の一つです。しかし、マスカット種を使った風味豊かなワインを造ることに理想的な土地とされています。
ワイナリーはワイン生産の専門家二人によって運営されています。イオアンニス・Savoglouは、ギリシャで最古の葡萄として記録されているマスカット・オブ・アレキサンドリアを使用したワイン生産において20年以上の経験があります。イオアンニスのビジネスパートナーとして参加しているのは、ビジネス管理とワイン営業において経験豊富なパンテリス・Tsivolasです。企業理念の一つは、カリスマ的な葡萄種、マスカット・オブ・アレキサンドリアへのこだわり。最新のワイナリーではドライで芳香なワインのみならず、優雅で甘いワインを製造し、これを数量限定で販売することです。
ワイナリーはすべての公衆衛生法、ELOT 1416/2000 (HACCP)とELOT ISO 9001/2000NIの要件を満たしており、オーナーのSavoglou・Tsivolasは創設当時から、地球環境保護と生産者と消費者の健康を第一に考えています。こうしたポリシーもあって、ワイナリーは化学肥料、農薬、遺伝子組み替え作物などが含まれない、有機栽培葡萄のみを使用しています。彼らの葡萄園は、農業工学と植物学のエキスパートによって常に管理され、有機認証されています。



リコス
Est. 1975 - エービア島

リコス・ワイナリーの物語は、リコスおじいちゃんの代からはじまります。リコスとはギリシャ語で「狼」の意味。そのリコスおじいちゃんはギリシャ料理のレストランを経営し、地元では大変評判の良いレストランとして知れ渡っていました。彼は自身の料理に合う白、赤、ロゼワインを、石のワインプレス機を使って造り始めたのです。
彼の息子のアポストリスは、1994年、小さなワイナリーを良質なワイン製造ビジネスへと変貌させることに成功しました。ワイナリーはモダンで、効率良くワインを製造できるようになり、おじいちゃんの有名なレストランの隣で元気良く運営されています。ワインには愛情が詰まっており、華やかな味わいです。レストランで提供されている料理のスタイルを、自然と反映しているのでしょう。
リコス・ワイナリーは、ギリシャの東方、エーゲ海西部に位置するエヴィア島にあります。エヴィア島は葡萄の栽培に使われるには比較的新しい土地ですが、新しいワイナリーは10年ごとに増えています。また、ギリシャの中で二番目の大きさを誇る島であるにもかかわらず、未だ一部分しか葡萄園に使われていません。
リコス・ワイナリーは山と海の中間にあるため、地形上、熱がこもりやすい場所ですが、同時に海からのそよ風が夏の気温を和らげてくれます。こうした島の独特な環境が、リコス・ワイナリーの葡萄やレストランの独特な料理にマッチする、独特な風味を与えているのでしょう。


クティーマ・ムソン
Est. 1946 - アスクラ・ビオティーアス

ニコラオス・ザカリアスは1946年に小さなワイン醸造所を設立し、生涯の夢を叶えることに成功した人物です。元々ワインは何千年も前から、中央ギリシャ地域の経済と文化を支えてきました。醸造場を設立した1946年以来、ミューゼス・エステートは1973年にワインプレス機を購入、1987年の大改装を機に、初めて施設に瓶詰め機を導入しました。
現在ワイナリーは、ニコス、ステリオス、パナヨティスという、三世代目によって運営されています。技術はもとより、科学的知識と若さがもたらす斬新なアイディア、そして家族の伝統や経験を組み合わせることによって、ミューゼス・エステートは21世紀のワイン製造に向けての第一歩を踏み出し、飛躍しようとしています。



エノス・ナツール
Est. 2016 - ギリシャ

エノス・ナツール社は、最も歴史的なギリシャの地域から、最も重要なギリシャ固有品種のワインのみを販売しています。エノス・ナツール社の目標は、ギリシャ最高の地域からワインの市場世界へ発信し、ギリシャの格別なワインを広めること。
数あるワイン市場の中でもエノス・ナツール社は、有名なティミオプス葡萄園、ダラマラス農園、テトラミソス・ワイナリー、スクラヴォス、イコノム・シーティアの独占販売をしています。これら有名ワイナリーの共通点は、最高の自然派ギリシャワインを造り上げる自然の活力を持っていること、そして有機農業です。
エノス・ナツール社は設立以来、ギリシャ自然派ワインに関して最も経験がある会社といえます。



プロエス
Est. 2013 - ドラマ

プロエス・ワイナリーは北ギリシャ地域、エーゲ海とブルガリアの国境に挟まれた都市、ドラマに位置しています。考古学的見解によると、ドラマはギリシャ神話に登場するワインの神・ディオニューソスを崇める重要な聖地だといわれています。また、紀元前四千年前から、葡萄がワインに使われていたという証拠も発見されているのです。ワイン生産において六千年の歴史があるこの土地は、ギリシャの中でも、ワインが生活の中で重要な要素を占めていたことを示しています。
ドラマの土地はギリシャにしては比較的気温が低く、晴れより雨の日が多い地域です。そしてエーゲ海は、気候的にはこのエリアにあまり影響を及ぼしません。このような地理的状況や気温の違いを最大限に利用して、プロエスなどのワイナリーは品質の高いワインを製造しているのです。
1980年代に初めて、近代のワイナリーがドラマ地域でワイン生産をはじめたとき、かなりのどよめきがおきたといいます。当時、古代のワイン生産施設の多くは失われていて、ドラマ地域がギリシャの中でもワイン生産において重要な土地であったことは、すっかり忘れ去られていたからです。

